→ハワイで一番人気のあるアクティビティーのひとつに成長したドルフィン　ウォッチング　ツアー。野生のイルカがもっとも多く生息するマクア　ビーチ（オアフ島西海岸）沿海では、毎日数１０隻のツアーボートやカヤックが出るほどで、イルカ見学ツアーのメッカ。

近年のドルフィン　ツアーの人気ぶりに痛しかゆしのハワイ州政府では、“イルカを休ませるために、５０ヤード規制（イルカの半径約４６メートル以内には近づけない）”を検討していると発表。規制をほのめかすことで、ツアー業者の自主規制を促している。

●店長のコメント：手前味噌ながら１０年前、ハワイで最初にドルフィン　ウォッチング　ツアーを企画したのは、当時旅行会社のハワイ駐在員だったこのわたしですが、発売と同時に人気ツアーに定着したのを今でも覚えています。

それにしても、この５０ヤード規制はイルカには無理なのでは。元来フレンドリーな野生のイルカたちは、ツアーボートやカヤックや人間がイルカから離れようとしても、イルカたちの方から近づいてきてしまいますから。

→ハワイの観光バス会社最大手、ロバーツ　ハワイ社ではバス運転手の不足が深刻化。オアフ島だけで６０名の人員不足を解消するために、大型免許所有者が新規採用されると、少なくとも２年は退職をしないことを条件に現金ボーナス＄３，０００ドル（約３３万円）を支給。大型免許を持たない新規採用者には、免許取得のための訓練費用を全額負担する。

このような採用時の優遇措置は、ここハワイでは前代未聞で、ロバーツ　ハワイ社でも１９４１年の会社創立以来、初めての出来事という。

●店長のコメント：この前代未聞の出来事の背景にあるのは、なにより全米で最も低い水準にあるハワイの失業率（３％台）。

そのいっぽうで、１０月オープン予定のウォールマート　ケアモク店（アラモアナ　センター山側）では、新規採用予定２００名にたいして約３，０００名の応募者があったとか。

１０数年ぶりのインフレがつづくハワイでは、“キャリア　アップ”がキーワードです。

→７月のここハワイへの観光客数は、前年同月比１０．７％ジャンプ　アップして、６８３，００６名。７月単月としては過去最高を記録した。

地域別では、アメリカ東部からの観光客数が１５．９％（前年同月比）、カナダから２９．５％増加したほか、わが日本からも２８．９％の大幅増となった。

■７月のハワイへの観光客数　[地域／２００４年（２００３年）／増減率]

アメリカ西部から／２８３，３００名（２８４，１１１名）／−０．３％
アメリカ東部から／１９６，０７０名（１６９，１５７名）／＋１５．９％
日本から　　　　／１２８，３５９名（　９９，６００名）／＋２８．９％
カナダから　　　／　１１，２９６名（　　８，９６９名）／＋２９．５％


●店長のコメント：今日本では韓流ブームですが、アメリカではハワイブームで、観光客の大幅増もさることながら、ここハワイを舞台にした映画にドラマのオンパレード。ハワイを統一したカメハメハ大王の伝記映画製作の話も。

それにしても、今年の夏のワイキキは、アメリカ本土からは親子で２世代、日本からはおじいちゃん、おばあちぁんもご同伴で３世代のファミリー旅行が目立ちました。

☆は、毎年恒例イベント。

９月

☆９／１０：オアフ島アロハ　フェスティバル　ダウンタウン
※夜のダウンタウン（ホノルル市庁舎脇の芝生）でいくつものエンタメがぜいたくに同時進行。屋台もたくさん出て目移り。（６：３０ｐｍ〜１０ｐｍ）


☆９／１１：オアフ島アロハ　フェスティバル　花のパレード
※ワイキキ（アラモアナ公園〜カラカウア大通り〜カピオラニ公園）でハワイ最大、とってもハワイアンな花のパレード！（９ａｍ〜）

☆９／１７：オアフ島アロハ　フェスティバル　ワイキキ
※夜のワイキキ（カラカウア大通り）がホコ天に。カラカウア大通り。いくつものエンタメがぜいたくに同時進行。屋台もたくさん出て目移り。（７ｐｍ〜１０：３０ｐｍ）



１０月

☆１０／１６：プリンセス　カイウラニ　ケイキ（こども）　フラ　フェスティバル
シェラトン　プリンセス　カイウラニ　ホテル　２Ｆショールーム（ワイキキ）
※総勢２００名を超えるフラガール（５〜１２才）が大結集。１０ａｍ〜１ｐｍ。入場無料。９２２−５８１１。


☆１０／３１：ハロウィーン
※ハリー・ポッターにスパイダーマンにサンダーバードに韓国からはヨン様も特別出演？どんなコスチュームが飛び出すか注目！ビショップ　ミュージアムでは今年もこども向けハロウィーン　イベント開催（５：３０ｐｍ〜８ｐｍ）。なおハロウィーンの夜、アラモアナ　センター、カハラ　モールはファミリー向きで、ワイキキはアダルト（日本人のわたしの感覚ではオカルト）向きです。

１１月

☆１１／２３−１２／２０：ヴァンズ　トリプル　クラウン　オブ　サーフィン
アリイ　ビーチ　パークほか（ハレイワ、オアフ島ノースショアー）
※世界トップクラスのサーファーたちがオアフ島ノースショアーのビッグ　ウェーブに挑むサーフ　イベントの最高峰。

☆１１／２５：サンクス　ギビング（感謝祭）
ハワイの各家庭と洋食レストラン
※アラモアナ　センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み！今年も“サムチョイ　シーフード”で七面鳥の食べ放題かな。

→ハワイの今年（２００４年）上半期のインフレ率は３．３％で、１９９２年以来１２年ぶりの高水準。
世界中で最高値を更新しているガソリン代は、ハワイの家計も直撃していて、その出費額が１０％も上昇したほか、穀物、乳製品の価格上昇により食費が４．５％上昇。数年来の不動産ブームが影響して、家賃も４．２％上昇した。

●店長のコメント：わたしは、このお店を運営するかたわら、わが家の家計も預かる身なので、このハワイのインフレを実感どころか痛感。育ち盛りのこどもがいて、かつ和食を中心とした生活（日本からの輸入品は円高がさらに追い討ち）を営むわが家のインフレ率は、３．３％どころかこの１年でなんと１５％もジャンプアップしてしまいました。トホホ。

ここハワイでもようやく盛り上がってきたアテネ　オリンピック。郷土愛が強いハワイの人々が、

アテネ　オリンピックで注目するのは、もちろんハワイ出身の１０名のアメリカ選手たち。
 

中でも陸上男子１０種競技のブライアン　クレイ選手（Bryan Clay、24才）は、７月の国内選考会で

優勝、世界ランキング３位でメダルに手が届きそう。いつもハワイ出身の選手が大活躍する

ハワイのお家芸的競技、バレーボール、ビーチバレー、カヤック、水球からも目が離せません。 

●アテネ　オリンピック参加のハワイ出身選手

・男子陸上１０種競技／Bryan Clay（24才）
・男子１００メートル／Kelsey Nakanelua（37才）

・男子バレーボール／Clay Stanley（26才）
・女子バレーボール／Robyn Ahmow-Santos（セッター、29才）、Lindsey Berg（セッター、24才）

・男子ビーチバレー／Stein Metzger（パートナー：Dax Holdren、31才）
・男子水球／Brandon Brooks（23才）


・男子カヤック／Andy Bussey（25才）
・女子カヤック／Kathy Colin（30才）、Lauren　Spalding（24才）

→アメリカ本土からのハワイ旅行ブームと数年来の不動産ブームで人手不足に悩むここハワイで、今後数ヶ月以内に約２，０００名以上の予備役兵（有事の際の出兵が義務）が召集されることになり、ハワイの全産業のほとんどをしめるスモールビジネスが突然の危機に。

４人の職人で毎週５，０００枚の額縁を製作しているスモールビジネスのピクチャー　プラス（オアフ島カポレイ地区）。この４人の職人のうち予備役兵へ登録している２人にも容赦なく召集令状が来て、この会社の生産能力は半減。一人前の額縁職人になるには数年を要するため、すぐに補充することもできない。

●店長のコメント：予備役兵登録している学校の先生が召集されることも多く、こちらも深刻。そうでなくても慢性的な先生不足のため、きのう新卒採用されたばかりの先生が、きょうからいきなり担任の先生としてクラスを受け持つことも。

自分の家族はもちろん、職場の同僚が次々とイラクやアフガニスタンに召集されていく現実は、“Support Our Troops（私たちの兵に加護を）”と記された黄色いリボンのマグネットをつけた車が、ここハワイで日に日に増えていることからも感じられます。

☆は、毎年恒例イベント。

☆毎週土、日：サンセット　オン　ザ　ビーチ（７：３０ｐｍ〜）
ワイキキ（カピオラニ公園寄り）または他ビーチの特設大スクリーンで大ヒット映画が無料で見られる！おいしいハワイアン　フードの屋台も。

８月

☆８／１４、１５：ドラゴン　ボート　レース
アラモアナ　ビーチ
※５００メートル　コースで極彩色のドラゴン　ボートが朝から熱戦。ロコといっしょにビーチでバーベーキューをしながら観戦はいかが。808-593-9776

☆８／２０−２２：２００４メイド　イン　ハワイ　フェスティバル
ニール　ブレイスデール　センター（ワード　ストリート沿い／ダウンタウン）
※ありとあらゆるメイド　イン　ハワイが大集合する展示即売会。ハワイのトップ　シェフによる料理のデモンストレーションやホク　アワードを受賞したミュージシャンによるエンターテイメントも。808-533-1292

８／２２：ブランチ　オン　ザ　ビーチ
※カラカウア大通りをホコ天にしてのサンデー　ブランチ＆ハワイアン　エンターテインメント。
９：３０ａｍ〜１：３０ｐｍ。

９月
☆９／１１：オアフ島アロハ　フェスティバル　ダウンタウン
※夜のダウンタウンがホコ天（これって死語？）に。複数のエンタメがぜいたくにも同時進行。屋台もたくさん出て目移り。


☆９／１２：オアフ島アロハ　フェスティバル　花のパレード
※ワイキキでハワイ最大のパレード！

☆９／１８：オアフ島アロハ　フェスティバル　ワイキキ
※夜のワイキキがホコ天に。カラカウア大通り。複数のエンタメがぜいたくにも同時進行。屋台もたくさん出て目移り。

１０月
☆１０／１６：プリンセス　カイウラニ　ケイキ（こども）　フラ　フェスティバル
シェラトン　プリンセス　カイウラニ　ホテル　

２Ｆショールーム（ワイキキ）
※総勢２００名を超えるフラガール（５〜１２才）が大結集。１０ａｍ〜１ｐｍ。入場無料。
９２２−５８１１。

☆１０／３１：ハロウィーン
※ハリー・ポッターにスパイダーマンにサンダーバードに韓国からはヨン様も特別出演？どんなコスチュームが飛び出すか注目！ビショップ　ミュージアムでは今年もこども向けハロウィーン　イベント開催（５：３０ｐｍ〜８ｐｍ）。
なおハロウィーンの夜、アラモアナ　センター、カハラ　モールはファミリー向きで、ワイキキはアダルト（日本人のわたしの感覚ではオカルト）向きです。

→世界最大級のビッグウェーブが押し寄せる冬は、それに挑戦するサーファーたちとその勇姿を一目見ようとする観光客でにぎわい、波が穏やかになる夏は、のどかな田舎街になるノースショアー（オアフ島北海岸）。そんな季節感のあるノースショアーにことしの夏は大異変。

例年３月をピークに観光客は減っていくのに、今年は４月になっても衰えず、５、６月は逆に増加に転じ、今月はいまだかつてない忙しさで、まさに蜂の巣をつついたよう。

ノースショアーのサーフィン　イベントを手がけるジョディ　ヤングさんは、「夏のノースショアーでなにもしないことが、今や最高の思い出さ。」と切り出し、「波がない夏（のノースショアー）はオフシーズン、というのはもうおしまい。誓ってもいいよ。彼ら（米本土からの観光客）は、絶対はずせない観光スポットにしてるからね。ここを舞台にした映画やテレビドラマに感謝感激さ」と解説。

事実、２００２年５月に放送されたアメリカの超人気テレビドラマ、“ＥＲ”のハワイ編（アンソニー　エドワード演ずるドクター　グリーンが“ここで死にたい”とノースショアーのとある一軒家で最期を迎える）や、ノースショアーを舞台に３人のサーファーガールを描いた映画“ブルー・クラッシュ”（２００２年夏全米公開）などでノースショアーが注目の的に。

そしてこの６月から全米で放送されている人気テレビドラマのタイトルはずばり、“ノースショアー”。これでノースショアー人気は決定的になった。

●店長のコメント：２年前、“ＥＲ”のハワイ編は、わたしたち夫婦もかたずを飲んで見ていました。とくにＩＺの“オーバー　ザ　レインボー”をＢＧＭにしたドクター　グリーンの回想シーンでは、涙も、肩のふるえもとまらず・・・。

その後、この“オーバー　ザ　レインボー”をフィーチャーしたＩＺこと故Israel Kamakawiwo`oleの“アローン　イン　ＩＺ　ワールド”で、ハワイのアルバムＣＤが史上初めて全米チャート１位に輝くという快挙につながったのでした。

→現在ハワイ島コナ沖では、水深約６００メートルから海洋深層水をくみ上げ、日本向けに１．５リットルのペットボトル約２０万本を毎日生産中。９月にはさらに５万本が増産される予定で、合計２５万本体制でフル稼働すると、年間小売販売額が約２億５千万ドル（約２７５億円）となり、ハワイの輸出品としては、ダントツでトップに踊り出ることになる。

■現在のハワイのおもな輸出品（年間申告額）

第１位：チョコレート　８１０万ドル（８億９千万円）
第２位：フルーツ 　　８００万ドル（８億８千万円）
第３位：古紙　　　　　４７０万ドル（５億２千万円）
第４位：コーヒー　　　３９０万ドル（４億３千万円）

●店長のコメント：日本でハワイ島コナ産の海洋深層水は、１本約３００〜５００円（１．５リットル入りペットボトル）で販売されているそうですが、お宅の近くではいかがですか？

ちなみにこの海洋深層水、現地販売はまだで、ここハワイでは手に入りません。なんか不思議。

→最近発表された国勢調査のデータによると、ハワイ州の人口は約１２１万人。そのうち日系人は約２５万人、比率は２１％で第１位。第２位はフィリピン系で２０万人（１７．１％）だった。以下そのベスト５は次のとおり。

■ハワイの人々のルーツ　ベスト５

第１位：日系人　２５万人（２１％）

第２位：フィリピン系　２０万人（１７．１％）

第３位：ハワイアン　１９．７万人（１６．３％）

第４位：中国系　１０万人（８．３％）

第５位：ドイツ系　７万人（５．８％）

●店長のコメント：ちなみにわたしのこどもたちのブレンド（混血）度は、７５％が日本人、１２．５％がハワイアンで、残りの１２．５％は中国、スペイン、ポルトガルのミックスです。

それにしてもここハワイでは最近、コリアン（韓国人）に間違われて、それを喜ぶ日本人女性が増えていることを発見。これも冬ソナ現象のひとつ？

☆は、毎年恒例イベント。

☆毎週土、日：サンセット　オン　ザ　ビーチ（７：３０ｐｍ〜）
ワイキキ（カピオラニ公園寄り）または他ビーチの特設大スクリーンで大ヒット
映画が無料で見られる！おいしいハワイアン　フードの屋台も。

７月

☆７／４：独立記念日
※ハワイ最大の花火大会（アラモアナビーチのマジック　アイランド）８：３０ｐｍ〜。

☆７／２３〜２５：第１４回ハワイ　オール　コレクター　ショー
ニール　ブレイスデール　センター（ダウンタウンのワード　ストリート沿い）
※毎年恒例、ハワイ最大のアンティーク　ショー。ハワイアンなビンテージ物や掘り出し物の数々が大集合。808-941-9754

☆７／２５：第３４回スターバックス　ウクレレ　フェスティバル
※ワイキキにあるカピオラニ公園のバンドスタンドで毎年行われている２時間のコンサートには、世界有数のトップウクレレ奏者やエンターテイナーや、８００人以上の子供たちで構成されるウクレレ　オーケストラが出演、素晴らしい演奏が。808-732-3739


☆７／２９〜３１：第２９回ケイキ　フラ　フェスティバル
※“メリー　モナーク　フェスティバル”がフラの最高峰なら、これはこどものフラの祭典。わたしの娘が通うフラのハラウ（教室）も参加します。ワード　ストリート沿いのブレイスデール　アリーナで。

８月

☆８／７、８：AT&Tハワイ　ドラゴン　ボート　レース
アラモア　ビーチ
※５００メートル　コースで極彩色のドラゴン　ボートが朝から熱戦。ロコといっしょにビーチでバーベーキューをしながら観戦はいかが。808-593-9776

☆８／１３−１５：２００４メイド　イン　ハワイ　フェスティバル
ニール　ブレイスデール　センター（ワード　ストリート沿い／ダウンタウン）
※ありとあらゆるメイド　イン　ハワイが大集合する展示即売会。ハワイのトップ　シェフによる料理のデモンストレーションやホク　アワードを受賞したミュージシャンによるエンターテイメントも。808-533-1292

９月


☆９／１１：オアフ島アロハ　フェスティバル　ダウンタウン
※夜のダウンタウンがホコ天（これって死語？）に。複数のエンタメがぜいたくにも同時進行。屋台もたくさん出て目移り。

☆９／１２：オアフ島アロハ　フェスティバル　花のパレード
※ワイキキでハワイ最大のパレード！

☆９／１８：オアフ島アロハ　フェスティバル　ワイキキ
※夜のワイキキがホコ天に。カラカウア大通り。複数のエンタメがぜいたくにも同時進行。屋台もたくさん出て目移り。

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