→「最後のクリスマス　ショッピングの今週、ハワイの小売店はどこも絶好調で、いくつかの小売店では(前年同時期比)２ケタアップの売上増。今年はとってもエキサイティングです。」とハワイ小売店協会の会長、キャロル　プレジルさんはニンマリ。

アラモアナ　センターの総支配人、ドゥワイト　ヨシムラさんも「昨年のクリスマスシーズンに比べて今年は１２％アップ。ブランド店では軒並み予想以上の売上アップです。」

１０月、アラモアナセンター内に４５番目の直営店をオープンしたマウイ　ダイバーズジュエリーでは、ハワイアン　ジュエリーが絶好調で、ハワイの直営店全体で
昨年比２５％アップのセールスを記録。ほかのジュエリー　ショップもおおむね好調という。

木のおもちゃや遊びながら学べるおもちゃで人気のシンカー　トーイズ　アラモアナ店では、ウソかホントか昨年比１０倍以上の売上増。店長のロシェール　マスモレルさんは、「お店が本当に空っぽになりました。特に１２月は凄くて、１００万ドル以上の売上でした。」とうれし泣き。

また、カハラ　モールの総支配人、ロン　ヨダさんも「各店の売上が堅調なので、１０パーセントに近いセールスアップが期待できます。」とこれまたホクホク顔。

●店長のコメント：ハワイの人々にとってクリスマス　プレゼントは、愛する人や家族や友人へはもちろん、お世話になった人々へのお歳暮もかねているために、ひとり平均２０個のプレゼントを購入。１２月のクリスマスシーズンだけで、お店の１年間の売上のなんと２５％〜４０％も占めるそうです。

わたしのワイフも昨日のイヴイヴ（１２月２３日）は、プレゼントのラッピングでほとんど徹夜。ラッピングしたプレゼントの数を聞いても、「わかんな〜い。」ですって。

→今年最大級の高波がオアフ島ノースショアーを襲った昨日（１２月１５日）、２０フィート（７メートル）以上の高波がないかぎり実施されないサーフィン大会、エディー　アイカウ記念ビッグウェーブ　インビテーション杯がおこなわれ、最大５０フィート（１８メートル）のスーパー　ビッグウェーブに世界中から集まった２４人のプロサーファーたちが文字通り命がけの挑戦。

地元カウアイ島出身のブルース　アイアンズ選手（２５才）が見事優勝。賞金５万５千ドル（約５７０万円）を獲得した。

大会会場となったワイメアベイ（オアフ島ノースショアー）には、早朝から見物客が詰めかけ、ピーク時には数万人の見物客でビーチが埋めつくされ、付近の道路は数キロにわたり大渋滞となった。 

朝７時前にビーチに着いたというケリー　ウッズさんは、「今日がもし仕事だったら、ズル休みしてました。だって今日は特別だから。」と微笑み、

地元サーファーのボー　エマーソンさんは、「２０年前も、１００年後も、ワイメアはワイメア。だってサーファーには特別なところだから。」と熱く語り、

地元高校生のジェイコブ　ミレル君（１６才）は、「今朝のスクールバスはたった６人しか乗ってなかったよ。今日はエディー　アイカウ（サーフィン大会）の日だからね。」とニッコリ。

●店長のコメント：テレビでしたが、初めて１８メートルの高波を見ました。画面いっぱいに広がる超高層ビルのような高波に立ち向かう豆粒のように小さいサーファーの姿。彼らの心の蔵、脳のミソはいったいどうなっているのでしょうか。それが不思議で、不思議で。

→ホノルル市バス（the Bus）では、環境にやさしい新型ハイブリッド車（電気とディーゼルの併用、７５人乗り２両編成）をワイキキ〜アラモアナ〜ダウンタウン間の新路線に導入、きのう（１１月１８日）から運行を始めた。

この新型ハイブリッド車と新路線（ピーク時には１０分間隔で運行）の名前は、イートランジット（eTransit）。年内には、この新型車が信号に近づくと、その信号が自動的に青に変わるという、利用者には便利な新システムも導入される予定。




■新路線（eTransit）のおもなルート

ワイキキ（カラカウア大通り）〜ホノルル動物園〜クヒオ通り〜アラモアナ　センター〜ワード　センター〜ケワロ湾〜アロハ　タワー〜アアラ公園

●店長のコメント：この新路線は、ツーリストの皆様にもたいへん便利。２両編成でグレーの車体が目印ですので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

→大接戦の末、ホノルル新市長の座を射止めたムヒー・ハネマン氏。誰がなってもたいへん（誰もなりたくない）といわれるホノルル市長に、市民が望むホノルル新市長のお仕事ベスト１０とは・・・

第１位：交通渋滞の解消（８．０９ポイント）
第２位：道路の舗装（７．８２）
第３位：下水処理施設の整備（７．６８）

第４位：ポリス　パトロールの充実（７．５６）
第５位：環境問題の改善（７．３９）
第６位：ごみ処理施設の増設（７．１４）
第７位：ホームレス対策（６．８１）


第８位：公園などリクレーション施設の維持（６．４５）
第９位：公園などリクレーション施設の拡充（４．７４）
第１０位：パレードやフェスティバルの後援（４．３４）

●店長のコメント：それにしてもこの市民アンケートを現ホノルル市長（ハリス氏）が見たら真っ青。彼が今まで一番力を入れてきたといわれる仕事は下位の３つで、一番手を抜いてきた仕事が上位の３つなのですから。

→今アメリカで大人気の挙式は、ハネムーンと家族、グループ旅行を一度に全部兼ねる“デスティネーション　ウェディング”で、人気急上昇中の行き先がここハワイ。

ハワイ州が昨年アメリカ本土から挙式にきたカップルに発行した結婚証明書は、１６，１６８件、この１０年で約２倍に増加した。

いっぽう、日本からハワイへの海外挙式件数も２０００年の約１５，０００組から今年は１４％増の約２４，０００組に。大手旅行会社ＪＴＢの調べによると、今秋のハネムーン、海外挙式先は、ハワイが一番人気だった。

●店長のコメント：そのせいか、我が家のご近所の牧師さんも大忙し。「ミサをする時間もない！」なんて、口では嘆きながら、顔はしっかり笑ってました。

→ここハワイでも高騰を続けるガソリン価格。ハワイの人々の９割近くが通勤通学に自家用車を利用する車社会だけにその影響は深刻。燃費のいい日本車が飛ぶように売れるのはいいとしても、安売りのガソリンスタンドはいつも長蛇の列で、まるで帰省ラッシュ中の高速道路の料金所。

そこでどれだけハワイのガソリン価格が上昇しているか調べてみると・・・


■ハワイのレギュラーガソリン価格（単位：１ガロン＝約３．８リットル）


（地域／１０月１９日の価格（リッターあたりの価格）／１年前の価格／上昇率）

ハワイ全体／＄２．３９（＄０．６３）／＄２．１２／１１３％

ホノルル／＄２．２９（＄０．６０）／＄２．０４／１１２％

マウイ島（ワイルク）／＄２．６５（＄０．７０）／＄２．３８／１１１％

ハワイ島（ヒロ）／＄２．４０（＄０．６３）／＄２．１２／１１３％

●店長のコメント：ハワイ全体のガソリン価格は、リッター＄０．６３ですから日本円で約６８円。これは日本よりかなり安いかもしれませんが、ハワイの価格はアメリカ全体で見ると、カリフォルニアとならんで最も高い州のひとつ。家計にも仕事にもまさに直撃です。

→ハワイ最大規模のディスカウント　ストア、ウォルマート　ホノルル店（アラモアナセンターの２ブロック山側）が、昨日（１０月１３日）ようやくオープン。

開店初日は、早朝４時半から列ができ始め、開店時間の朝９時には数百名が行列。行列最前列をゲットしたカリヒ地区在住のポーリー　トラジャーノさんは、「今日の予算は３００ドル（約３３，０００円）。食品、電池、カー用品などを買うわ。とってもワクワクしてたから、４時間半待つのも気にならなかったわ。」といたってうれしそう。

当初心配されていた交通渋滞もなく、無事に初日が終了。ウォルマートのスポークスウーマンによると、この日の売り上げは目標をクリアー。上々の滑りだしとなった。

なお、来週（１０月２１日）には、ウォルマート系列の会員制ディスカウント　ストア、サムズ　クラブ　ホノルル店もオープン予定。

●店長のコメント：専用駐車場だけでなんと１，７００台も収容可能なこの巨大ディスカウント　ストアを迎え撃つのは、わずか数ブロックの距離にあるダイエー　カヘカ店。もしも日本のダイエーが、西友と同じようにウォルマート系列にでもなったら、いったいハワイのダイエーはどうなるのでしょうか？

ハワイ暮らしの魅力のひとつに、ハワイのダイエーのセール価格＝日本のコンビニの定価ぐらいでなんとか日本の食品が買える、というのがあります。この大きな魅力を維持するためにもハワイのダイエーさん、がんばって！

それにしても、ウォルマートが来るとぺんぺん草も生えなくなるうえに（同業他社は生き残れない）、まったく関係ないと思われる風俗店も自然消滅していく（奥さんやこどもに遭遇するかも知れないからいけなくなる？）というのですから、すごい！

→今年ハワイを訪れる日本人ツーリストは約３０％増（昨年比）と大人気。数年ぶりのハワイ人気復活で、さぞかし免税店や各ブランド店は好調かと思いきや、こちらはそうでもなく、ワイキキビーチへいってみても、日本人らしき人々は目立たない。

そこで、ハワイの地元紙が徹底取材した結果、つぎの傾向が浮き彫りに。

●傾向その１：フラやウクレレ教室が人気

ハワイの伝統文化を紹介するビショップ　ミュージアム（ホノルル　ダウンタウン）では、日本人来館者数が、９・１１（２００１年）以降約３０％増加。

ロイヤル　ハワイアン　ショッピングセンターでは、定員百名のフラとウクレレの各教室がほとんど毎日満員となるが、受講者の５０〜７５％は日本からの参加で、今年はさらに増加傾向。

●傾向その２：レンタカーが人気
日本人ツーリストの利用がほとんどのニッポン　レンタカー　ワイキキ店では、過去最高の売り上げを記録。中でも滞在中ずっと利用する顧客が増加。

●傾向その３：裏オアフのビーチが人気
全米ベストビーチに輝いたカイルア　ビーチや冬場のビッグウェーブで人気のノースショアーなど裏オアフのビーチへ気ままにレンタカーでドライブが人気で、アメリカ本土からのツーリストと同じ傾向。

●店長のコメント：そういえば、わたしの９才の娘は、ワイキキビーチ（デューク　カハナモク銅像付近）のトーチライト　フラに定期的に出演していましたが、今年は日本の皆様の見学が目立ちました。１、２年前まではアメリカ本土からの見学者ばかりだったのに。

→昔はカウアイ島の一大観光名所であり、あこがれのウェディング　スポットだったシダの洞くつ（ワイルア川上流）は、ここ１０数年の間、周辺環境の変化により洞くつが乾燥した結果、シダがほとんどなくなってしまい、人気が低下していた。

ところが昨年、シダの洞くつを整備するための基金として、ハワイ州政府観光局とカウアイ市が約３０万ドル（約３，３００万円）を拠出。地元の企業や住人のボランティアの助けをうけながら、洞くつとその周辺に水分を補給するためのソーラーシステムを設置。９ヵ月後の現在、往年のシダの洞くつが見事に復活している。


●店長のコメント：昔のシダの洞くつは、数百年もの間、カウアイ島の人々が周辺でさとうきび畑を栽培してきた副産物として、洞くつにシダを繁らせるのにじゅうぶんな水分を自然に供給できたそうです。

ところが１０数年前、時代の変化によって、そのさとうきび畑がなくなってしまうと、それまで洞くつをおおいつくしていたシダも枯れていってしまったそうです。

そのシダが枯れてしまった洞くつが、今度はハイテクのソーラーシステムで復活したというのですから、これも時代の変化ですね。

■１０月■

☆１０／１６：プリンセス　カイウラニ　ケイキ（こども）　フラ　フェスティバル
シェラトン　プリンセス　カイウラニ　ホテル　２Ｆショールーム（ワイキキ）
※総勢２００名を超えるフラガール（５〜１２才）が大結集。１０ａｍ〜１ｐｍ。入場無料。
９２２−５８１１。


☆１０／３１：ハロウィーン
※ハリー・ポッターにスパイダーマンにサンダーバードに韓国からはヨン様も特別出演？どんなコスチュームが飛び出すか注目！ビショップ　ミュージアムでは今年もこども向けハロウィーン　イベント開催（５：３０ｐｍ〜８ｐｍ）。なおハロウィーンの夜、アラモアナ　センター、カハラ　モールはファミリー向きで、ワイキキはアダルト（日本人のわたしの感覚ではオカルト）向きです。





●１１月●

☆１１／２３−１２／２０：ヴァンズ　トリプル　クラウン　オブ　サーフィン
アリイ　ビーチ　パークほか（ハレイワ、オアフ島ノースショアー）
※世界トップクラスのサーファーたちがオアフ島ノースショアーのビッグ　ウェーブに挑むサーフ　イベントの最高峰。

☆１１／２５：サンクス　ギビング（感謝祭）
ハワイの各家庭と洋食レストラン
※アラモアナ　センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み！今年も“サムチョイ　シーフード”で七面鳥の食べ放題かな。

▲１２月▲


☆１２／３〜１／３：第２０回ホノルル　シティー　ライト
ホノルル　ハレ（市庁舎）前
※市庁舎前の巨大なクリスマスツリーに色鮮やかなライトをともす点灯式（６ｐｍ〜）。その後エレクトリカル　ライト　パレードが６：３０ｐｍに市庁舎前を通過する。美しいクリスマス　ライトを家族で楽しめるハワイの人々に大人気のイベント。翌日〜１／３まではハワイ最大のクリスマス　イルミネーションで必見！

☆１２／１２：第３２回ホノルル　マラソン
アラモアナ公園〜ワイキキ〜ダイアモンドヘッド〜カピオラニ公園（ワイキキ）
※今年も女子は日本人選手の優勝間違いなし！

☆１２／２５：クリスマス
※アラモアナ　センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み。

☆１２／３１：ニュー　イヤーズ　イヴ＆１／１ニュー　イヤー
※年末年始のお休みはニュー　イヤーズ　デー（元日）だけ。さすがに元日は、アラモアナ　センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み。

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