●「最新ハワイ情報」のバックナンバー(2006年10〜12月)●
2年連続!全米一高いハワイの家賃
→ニューヨークから1年半前にホノルルに引っ越してきた若手女性弁護士、ニー トランさんの月給は1,900ドル(約226,000円)。
ルームメイトと折半ながら月額1,125ドル(約134,000円)の1ベッドルームの家賃を支払うのに四苦八苦。ケーブルテレビの視聴料やフィットネスクラブ代など生活費以外の出費をすべて切り詰めても、「(お給料は)ほとんど右から左です」。
職業からは想像できないほどキュートな彼女はさらに、「ほかの多くの同僚がしてるようにセカンドジョブをしてみましたが、時間もエネルギーもなくてダメ。アパレルの小売のアルバイトは1日で辞めてしまいました。ホントにピンチのときは親に無心しています。ハワイがニューヨーク以上に(家賃が)高いなんて知らなかったんです。」
先週発表された今年の全米賃貸住宅調査によると、ハワイ州の標準的な2ベッドルームの家賃(日本の2LDKに相当)は、昨年につづき全米一高い1,224ドル(約145,000円)。全米平均より1.4倍以上も高いことがわかった。
この全米一高い家賃を無理なく支払いつづけるために必要な年間所得は、48,900ドル(約580万円)。これはハワイの最低時給6.75ドル(約800円)で普通に働いたときの3倍以上に相当。ハワイの深刻な住宅問題のひとつを浮き彫りにした。
■アメリカの高い家賃の州ベスト5(2006年)
1位:ハワイ
2位:カリフォルニア
3位:マサチューセッツ
4位:ニュージャージー
5位:ニューヨーク
●店長のコメント:空き部屋は増えているのに、なかなか下がらないここハワイの家賃相場。悪いことに来年の不動産評価額も約15%アップするそうですので、その分不動産税もあがり、それがまた家賃にも影響してくるわけで・・・
年の瀬になんともせちがらい話で恐縮でした。 |
アメリカ軍は、8年も前から真珠湾攻撃を知っていた!
→旧日本軍の真珠湾攻撃にまつわる驚くべき新事実が。
新事実その1: ニイハウ島を個人所有するキース ロビンソン氏によると、真珠湾攻撃の8年も前の1933年、当時のロビンソン家はアメリカ軍関係者から、「日曜日の朝に真珠湾が攻撃される可能性がある。」と伝えられていた。
新事実その2: この情報を伝えた軍関係者の孫の男性が、ロビンソン氏の証言を裏づける当時のアメリカ軍の記録資料を最近になって発見。「旧日本軍によってニイハウ島が占領され、ニイハウ島が真珠湾(オアフ島)攻撃への発進基地に利用される。」とも記載されていた。
新事実その3: 当時からニイハウ島を所有していたロビンソン家はこれらの情報を知ると、ニイハウ島に防空ごうを掘り始めたが、たった3人の極秘作業だったため、防空ごうが完成したのはそれから8年後、真珠湾攻撃(1941年12月7日)の数ヶ月前だった。
新事実その4: 先のロビンソン氏によると、「アメリカ軍は長年、真珠湾攻撃の可能性を知っていた当時の島民にこの事実を口外しないように脅迫していた。」
これらの新事実の裏づけとなる歴史的資料は、精巧に復元されたゼロ戦とともに、誕生したばかりの太平洋航空史博物館(オアフ島真珠湾)で公開中。
●店長のコメント:ニイハウ島と真珠湾攻撃の間には、ほかにも因縁めいたものが。
“ニイハウ島の戦い”: 真珠湾攻撃当日、攻撃に向かう途中で1機のゼロ戦がニイハウ島に不時着。操縦かんを握っていた旧日本軍パイロットは、島民に捕らわれるも脱出。ゼロ戦の機関銃を取り外して発砲したため、島民は応戦。パイロットはこの銃撃戦中に死亡したといいます。 |
今年も絶好調!ハワイアン クリスマス ショッピング!
→32インチ大型液晶テレビ$478(約¥55,000)、ノートパソコン$100(約¥11,500)、DVDソフト1本$3(¥345)。
ここハワイでは、感謝祭翌日の11月24日、大手電器量販店サーキット シティー アイエア店前には、日の出前からこれらの超目玉商品をゲットしようと買い物客が殺到。早朝5時の開店を前に長蛇の列となった。
ハワイ大生のコートニー ダニエルさんは「クレージーですよ。列の割り込みに別の列ができてますよ。」と苦笑。フィアンセと午前3時に来たというサーフショップ店長のステーシー ゴンサルヴスさんは「ホントにクレージー・・・、ボクたちはみんなクレージーです。」と涙目。
同じパールリッジ ショッピング センター内にあるトイザラス アイエア店でも、開店前に約200名の列の先頭に並んだアンジェル カエオさんは、「昨日の夜9時半にきたときは空いてたわ。列の先頭に並べてラッキーよ。(プレゼントを)買わないといけない子供が25人もいますからね!アハハハ!」と大笑い。
ここハワイでは、毎年この日からクリスマス セールがスタート。別名ブラック フライデー。先のパールリッジ ショッピング センターのゼネラルマネージャー、フレッド パインさんは、「わたしは20年この仕事をしていますが、昨年は20年間で一番多忙でした。ですが今年はもっといそがしくなるでしょう。」
昨年のクリスマスシーズンの売り上げが過去最高を記録したアラモアナセンターでも、「今年はその記録をさらに塗り替える。」と豪語している。
●店長のコメント:先週末、ワイフが無謀にも車でアラモアナセンターへ。数時間後、帰ってくるなり、「もうアラモアナなんていかないわよ!いくだけで1時間もかかったんだから!」と、わたしにあたる、あたる。普通は5分でいけるところに、1時間もかかってはね〜。
日本の皆様、これからクリスマスまでの間、週末のアラモアナセンターでのお買い物にはご注意を。 |
12〜2月ハワイ最新イベント情報!
☆は、毎年恒例イベント。
▲12月▲
☆12/2〜1/3:第22回ホノルル シティ ライツ
ホノルル ハレ(市庁舎)前
※市庁舎前の巨大なクリスマスツリーに色鮮やかなライトをともす点灯式(6pm〜)。その後エレクトリカル ライト パレードが6:30pmに市庁舎前を通過する。美しいクリスマス ライトを家族で楽しめるハワイの人々に大人気のイベント。翌日〜1/3まではハワイ最大のクリスマス イルミネーションで必見!
☆12/10:第34回ホノルル マラソン
アラモアナ公園〜ワイキキ〜ダイアモンドヘッド〜カピオラニ公園(ワイキキ)
※女子は日本人選手の優勝間違いなし!
☆12/25:クリスマス
※アラモアナ センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み。メリー カリキマカ!(ハワイ語でメリー クリスマス!)
☆12/31:ニュー イヤーズ イヴ
※ワイキキ、アラモアナ、アロハタワーなど各地でカウントダウン パーティー&花火大会。各家庭ではバックヤード(裏庭)で爆竹パーティー。
■1月■
1/1:ニュー イヤーズ デー
※年末年始のお休みはニュー イヤーズ デー(元日)だけ。さすがに元日は、アラモアナ センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み。
☆1/8〜14:ソニー オープン in ハワイ
※憧れのワイアラエ カントリー クラブ!今年も地元ハワイから17才の天才少女ミシェル ウィー(ソニーとスポンサー契約)が参加!
●2月●
☆2/2、3:プナホ スクール カーニバル
※ハワイが誇る天才少女ゴルファー、ミシェル ウィーが在籍する有名私立高校の学園祭。毎年レトロな特設遊園地あり。おいしいハワイアン フードが自慢。ローカルの人々に大人気のお祭り。
☆2/10:第27回NFLプロボール
※アロハスタジアムで開催されるアメリカン フットボールのオールスターゲーム!
☆2/14:バレンタイン デー
※ここハワイでは、男性から女性に愛のプレゼント。ハワイ中のお花屋さんはシタゴコロを隠しきれない男どもであふれます。日本の男性がウラヤマシイ。 |
カハラの豪邸がなんと月1万8千円!
→1980年代、オアフ島の高級不動産ばかり200件以上を購入して話題に。2002年、そうかと思うとオアフ島に所有するすべての物件を売却すると宣言してまた話題に。
ここハワイでは、その大金持ちぶりとそのエキセントリックな言動で有名な日本人不動産王、ゲンシロー カワモト氏74才が、“カハラ アベニュー ミッション”なる壮大なプロジェクトを今週発表してまたまた話題に。
このプロジェクトによると、昨年彼が1軒につき200万〜300万ドル(約2億4千万〜3億6千万円)以上で購入または交換取得したカハラ地区(ハワイの田園調布)の豪邸4軒(最終的には9軒)をなんと月額150〜200ドル(約1万8千〜2万4千円)の超格安でハワイアンの原住民だけを対象に賃貸するというもの。
カワモト氏いわく、「住む家を探すのが難しいハワイアンの原住民の家族に私の家をプレゼントとして貸してあげたい。私の家族みたいなものですから。」
さらにカワモト氏いわく、「週末ともなるとたくさんのハワイアンの原住民たちが、カハラの家のプールや向かいのビーチで楽しむ。そんな光景を見たいですね。ビバ ハワイ!ビバ ハワイアン!ビバ カハラ アベニュー!」
●店長のコメント:世界中のセレブたちも憧れる超高級住宅街カハラ地区。ほんの100年前まではハワイ王朝貴族たちの別荘地だったそうですから、その土地をハワイアンの原住民たちに安く貸したいという日本人不動産王の気持ちも少しわかるような気が。
そ、それにしても、月150〜200ドル(約1万8千〜2万4千円)で賃貸するというこれらの豪邸の一般的な家賃相場は、1軒あたり月5千ドル(約60万円)は下らないといいますから、す、すごい!
ミスター カワモト。わたしのワイフは1/4、こどもたちは1/8ハワイアンです。あなたの豪邸のひとつを1/4だけでも貸していただけないでしょうか? |
8,400億円で即日完売!トランプタワー ワイキキ!
→あのニューヨークの不動産王、ドナルド トランプ氏の超高級ホテル&コンドミニアム「トランプタワー ワイキキ」が先週、8,400億円(70億ドル)で即日完売。しかも購入者の半数が日本人であることが判明。
2009年11月完成予定の「トランプタワー ワイキキ」の総工費は、約4,800億円(40億ドル)。全460室のうち150室は分譲マンション(コンドミニアム)で、最高価格帯は3ベッドルームのペントハウスで約10億円(900万ドル)以上。
最低価格帯でも1ルーム(ステューディオ)で約5千万円(41万ドル)。平均価格は約1億8千万(150万ドル)だった。(写真:「トランプタワー ワイキキ」工事現場/11月18日撮影)
●店長のコメント:購入者の半数が日本人というのには驚きですが、単純計算で販売額8,400億円−総工費4,800億円=3,600億円がたった一日でトランプ氏の懐に入ったわけで、60億円で落札の松坂も驚くような話です。
それにしても、購入者のほとんどはハワイ以外からで、ハワイ在住者で購入できたのは、ハワイアンシンガーの大御所ドン ホー氏ぐらいだったといいますから、ハワイの人々にはなんともトホホな話です。 |
ルイ・ヴィトン・ハワイ国際映画祭ゲスト、
ケン・ワタナベ大いに語る。
ハワイ最大の映画祭、ルイ ヴィトン ハワイ国際映画祭では、「男たちの大和/YAMATO」、「嫌われ松子の一生」、「タイヨウのうた」など12本もの日本映画が公開。
中でもハワイのウクレレ奏者ジェーク シマブクロが音楽監修を担当した「フラガール」は最終日(10月29日)に公開され、ジェーク シマブクロの上映前ライブ演奏とともにこの映画祭の話題を独占。
そんな中、「ラストサムライ」でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、今や日本の顔となった俳優渡辺謙さんがこの映画祭のゲストとして招かれ、ハレクラニ ホテルで彼が主演した最新作「硫黄島からの手紙」の英語インタビューをうけることに。
ハワイの記者:“英語はいつ習得しましたか?”
ケン・ワタナベ:“「ラストサムライ」(2003年公開)以前は良く話せませんでした。言葉は道具に過ぎませんから、(英語の)セリフを覚えるのは大丈夫でしたが、監督と会話しながら、監督のフィーリングやニュアンスを探るのはたいへんでした。だから今でもずっと英語の勉強をつづけています。”
記者:“最新作「硫黄島からの手紙」はどうでしたか?”
ケン・ワタナベ:“楽勝でした。この映画のセリフは全部日本語で、台本も日系アメリカ人のアイリス ヤマシタさんによって日本語に翻訳されていましたから。ただ私はセリフを修正する仕事も任され、実際にいくつかのセリフを直しました。修正の仕事は楽しかったのですが、日本語はとても繊細で、ちょっとした違いでもぜんぜん違う意味になってしまいますから、日本語は難しいです。”
記者:“監督のクリント イーストウッドさんについてはどう思いますか?”
ケン・ワタナベ:“世界中でベストな監督です。この映画の撮影開始前、なぜ日本サイドからの映画も作りたいのか監督に聞きました。彼は答えました。「日本兵たちの本当の気持ちを見たいのです。日本人の本当の心を映画に描きたいのです」と。”
記者:“ケン、あなたはこの映画をどう思いますか?”
ケン・ワタナベ:“これは完全に日本の映画です。ハリウッド映画ではありません。なぜって日本人の役者が日本語で演じている映画ですから。イェー!”
●店長のコメント:渡辺謙さん主演の映画「硫黄島からの手紙」(12月9日公開)が太平洋戦争最大の激戦地とされる硫黄島を日本サイドから描いていますが、現在公開中の映画「父親たちの星条旗」はアメリカ サイドから。
このふたつの映画の公開時期は、アメリカの中間選挙をはさんでいますが、アメリカ サイドの「父親たちの星条旗」は、選挙直前にフセイン元大統領の死刑を確定させ、選挙を有利にするための政治ショーに利用するブッシュ政権への痛烈な批判。
日本サイドの「硫黄島からの手紙」は、完全に泥沼化して出口が見えなくなっているイラクから早期撤退させるための督促状ともとれます。
そう考えると、俳優ケンも、監督イーストウッドも、ますますカッコイー! |
11〜1月ハワイ最新イベント情報!
☆は、毎年恒例イベント。
●11月●
☆11/12−12/20:ヴァンズ トリプル クラウン オブ サーフィン
サンセット ビーチ、アリイ ビーチ パークほか(オアフ島ノースショアー)
※世界トップクラスのサーファーたちがオアフ島ノースショアーのビッグウェーブに挑む世界最高峰のサーフィン大会。
☆11/23:サンクス ギビング デー(感謝祭)
ハワイの各家庭と洋食レストラン
※アラモアナ センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み!わが家は今年も“サムチョイ シーフード”で七面鳥食べ放題!
▲12月▲
☆12/2〜1/3:第22回ホノルル シティー ライト
ホノルル ハレ(市庁舎)前
※市庁舎前の巨大なクリスマスツリーに色鮮やかなライトをともす点灯式(6pm〜)。その後エレクトリカル ライト パレードが6:30pmに市庁舎前を通過する。美しいクリスマス ライトを家族で楽しめるハワイの人々に大人気のイベント。翌日〜1/3まではハワイ最大のクリスマス イルミネーションで必見!
☆12/10:第34回ホノルル マラソン
アラモアナ公園〜ワイキキ〜ダイアモンドヘッド〜カピオラニ公園(ワイキキ)
※女子は日本人選手の優勝間違いなし!
☆12/25:クリスマス
※アラモアナ センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み。メリー カリキマカ!(ハワイ語でメリー クリスマス!)
☆12/31:ニュー イヤーズ イヴ
※ワイキキ、アラモアナ、アロハタワーなど各地でカウントダウン パーティー&花火大会。各家庭ではバックヤード(裏庭)で爆竹パーティー。
■1月■
1/1:ニュー イヤーズ デー
※年末年始のお休みはニュー イヤーズ デー(元日)だけ。さすがに元日は、アラモアナ センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み。
☆1/8〜14:ソニー オープン in ハワイ
※憧れのワイアラエ カントリー クラブ!今年も地元ハワイから17才の天才少女ミシェル ウィー(ソニーとスポンサー契約)が参加!
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今年は秋冬もハワイへ!
→今週発表されたハワイの4ヶ月予報によると、2年ぶりに太平洋上に発生したエルニーニョ現象により・・・
●日中は暑く、夜は涼しい。
●全島で雨は少ない。
●ノースショアーでは例年以上のビッグウェーブ。
今シーズン、2006年11月〜2007年2月のハワイは、昨シーズンの長雨から一転、今年の夏同様、ハワイ全島で雨が少なく晴れの日がつづくと予報。これから来年の春にかけて世界中からハワイを訪れるツーリストとサーファーたちに朗報となった。
サーファーたちの間では、1998年1月28日、前回の大規模なエルニーニョ現象が発生した年にオアフ島ノースショアーで記録した伝説的な高波、「ビッグウェンズデー(高さ約24メートルのスーパーウェーブ)」が再来するのではと期待されている。
●店長のコメント:冬のノースショアーの波が高くても、ワイキキやアラモアナなどサウスショアーのビーチの波は穏やかなのでご安心を。
ただし、くせもののエルニーニョ現象ゆえ、季節外れのハリケーンや、逆に水不足をもたらす可能性があるそうで、わたしたちハワイの住人は要注意です。
■エルニーニョ現象: 熱帯太平洋の中部から東部、ペルー沖にかけての海面水温が数年に一度、大規模に上昇する現象。日本では、夏は長梅雨、冷夏、冬なら暖冬になりやすい傾向がある。(東大気候システムセンターの解説から抜粋) |
フラ地震?!記念Tシャツも発売のハワイ島沖地震
→そのTシャツの名は「Hula
Quake(フラ地震)」。ハワイの人気Tシャツブランド、クレージーシャツが、15日午前7時7分、ハワイ島ワイコロア沖で発生したマグニチュード6.6の地震を記念してオリジナルTシャツを発売。
表には震度をしめす「M6.6」、裏には「ハワイ諸島全体がフラを踊った地震からの生還者(I
survived the quakes, the Hawaiian Islands hula)」と描かれ、小売価格は23ドル(約2,760円)。収益金の一部は地元救済基金に寄付されるという。
ハワイ島沖地震による津波はなく、家屋や道路、橋などの破損によるハワイ島の被害総額は最低でも4千万ドル(約48億円)といわれるが、人的被害は死者0、軽傷者約50名と比較的軽微。
この人的被害の少なさが、地震をパロディーにした記念Tシャツの発売を許容していると思われるが、震度3〜4程度に過ぎなかったオアフ島では、地震直後から約12時間以上も停電がつづき、大きな課題を残した。
●店長のコメント:人気モデルのえびちゃん&もえちゃんや韓流歌手パク ヨンハがワイキキでこの地震に遭遇していたそのとき、8階のわが家でもかなりの横揺れ。
地震直後からの停電は夜10時までつづき、食事は菓子パンに、夜は懐中電灯とローソクのもとカートリッジ式コンロでカップラーメン、飲み水はやかんの水で、こどもたちはシャワーもできず、体をぬれタオルでふく始末。約12時間、家でキャンプのような生活は、こどもたちには貴重な経験となりました。
この程度の地震で停電が12時間以上なんて、慣れてないというか、ハワイアンタイムというか。 |
一生忘れられない恐怖&快感とは?!
〜3年ぶりの日本体験談〜
→ハワイで生まれ育ったこどもたちにとって、日本はマンガとアニメと東京ディズニーリゾートの国。彼らにとって日本は、世界で一番あこがれる夢の国なのです。
ほぼ3年周期で横浜の実家に里帰りしているわたしたち家族の一番のお目当ても、初体験のアトラクション「バズ ライトイヤーのアストロブラスター(ディズニーランド)」と9月にオープンしたばかりの「タワー オブ テラー(ディズニーシー)」。
とくに10月6日の大雨、というより大嵐の中で初体験した急上昇、急降下型新アトラクション「タワー オブ テラー」はその恐怖と快感で一生忘れられません。なぜかというと・・・
【一生忘れられない恐怖】: 真っ暗闇の中を大型エレベーターが急上昇、急降下。しかもとなりのエレベーターからはこの世のものとも思えない大絶叫。これだけでも恐怖なのに、わたしと11才の娘と東京在住の妹が乗ったエレベーターは、その恐怖の真っ只中に緊急アナウンスがあり、なんと突然引き返すことに!
乗客のひとりのシートベルトが肩から少しずれたための安全措置との説明でしたが、一瞬なにが起きたのかわからず、怖くて怖くて・・・ ここだけの話、47才のわたしですがちょっとチビリました。
エレベーターの大きい扉がギ、ギ、ギーと開き、キャストの男の子が「降りたい方は?」と聞くと、20才前後の女の子が弱々しく手を上げてエレベーターから降りることに!
わたしも手を上げて降りたいなと思いつつ、となりの娘を見ると、首を横に振っていたので、1回でなんと2回目のライド?へ再出発。この時、わたしはどんなにわが娘を恨めしく思ったことか・・・
【一生忘れられない快感】: 世にも珍しい1回で2回目のライドへ再出発したわたしたちのエレベーターは、気のせいか1回目よりはるかに速く急上昇、とくに急降下した時は体が宙に浮いてしまい、まるで無重力状態ではありませんか!
そのあまりの恐怖に耐えられなくなったわたしの横で娘は・・・
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
と、なんとも豪快な絶叫。それを聞いたわたしも・・・・
ウヮーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
と、生まれて初めての大絶叫。
ここまで大絶叫すると、絶頂感のあるエクスタシー! 終わってもまだ体が宙に浮いているようでとっても気持ち良く、何度でもやりたくなる感じでした!
追伸:「バズ ライトイヤーのアストロブラスター」は、ゲーム ヲタクの息子がたいへん気に入ってしまい、わたしたち家族は3日間の滞在中4回もライドにつきあう破目に。
それから、「ホーンテッド マンション」は今、わたしたちが好きな「ナイトメア ビフォー クリスマス」バージョンでしたので、いつにもまして楽しく、合計3回ライドしました。 |
半数は日本人!トランプタワー ワイキキ購入希望者
→最高価格帯900万ドル(約10億6千万円)!最低でも50万ドル(約6千万円)!総工費40億ドル(約4千720億円)、全460室、うち150室はコンドミニアム(マンション)。あのニューヨークの不動産王、ドナルド トランプ氏の超高級ホテル&コンドミニアム、その名も「トランプタワー ワイキキ」の購入希望者は、なんと半数が日本人であることが判明。
2009年の完成予定で、建設予定地にはまだなにも建っていないのに、すでに予約は締め切り。返金可能ながら2万ドル(約236万円)もの予約金を払った購入希望者は厳しい抽選会をへて、当選者のみこの11月から正式購入となる。なお、東京青山に夢のようなショールームあり。日本語のホームページはこちら。
●店長のコメント:ここハワイでのドナルド トランプ氏のホテル&コンドミニアム建設計画はコオリナ リゾート(オアフ島西部)につづいて2つ目ですが、わたしにすればどちらも気の遠くなるようなお話です。
それにしても、アメリカの不動産バブルはそろそろ崩壊か?といわれる今日この頃、「トランプ タワー」そのものがブランド化しているドナルド トランプ氏だからこそ実現できるアメリカン ドリームなのかも。
また、公表はされていないものの、わたしの想像によると、購入希望者の残りの半数は米本土のアメリカ人と中国人では? 今年、アラモアナ界隈にオープンした超高級コンドで一番よく聞かれるコトバは、中国語だそうですから。 |
10〜12月ハワイ最新イベント情報!
☆は、毎年恒例イベント。
■10月■
☆10/21:トライアスロン ワールドチャンピオン シップ
※この日ハワイ島コナで世界一の鉄人が誕生します。
☆10/31:ハロウィーン
※パイレーツ、スーパーマン、Xメンに日本からは海猿とゲド戦記も特別出演?どんなコスチュームが飛び出すか注目!ビショップ ミュージアムでは今年もこども向けハロウィーン イベント開催(5:30pm〜8pm)。なお、ハロウィーンの夜、アラモアナ センター、カハラ モールはファミリー向きで、ワイキキはアダルト(日本人のわたしの感覚ではオカルト)向きです。
●11月●
☆11/12−12/20:ヴァンズ トリプル クラウン オブ サーフィン
サンセット ビーチ、アリイ ビーチ パークほか(オアフ島ノースショアー)
※世界トップクラスのサーファーたちがオアフ島ノースショアーのビッグウェーブに挑む世界最高峰のサーフィン大会。
☆11/23:サンクス ギビング デー(感謝祭)
ハワイの各家庭と洋食レストラン
※アラモアナ センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み!わが家は今年も“サムチョイ シーフード”で七面鳥食べ放題!
▲12月▲
☆12/2〜1/3:第22回ホノルル シティー ライト
ホノルル ハレ(市庁舎)前
※市庁舎前の巨大なクリスマスツリーに色鮮やかなライトをともす点灯式(6pm〜)。その後エレクトリカル ライト パレードが6:30pmに市庁舎前を通過する。美しいクリスマス ライトを家族で楽しめるハワイの人々に大人気のイベント。翌日〜1/3まではハワイ最大のクリスマス イルミネーションで必見!
☆12/10:第34回ホノルル マラソン
アラモアナ公園〜ワイキキ〜ダイアモンドヘッド〜カピオラニ公園(ワイキキ)※女子は日本人選手の優勝間違いなし!
☆12/25:クリスマス
※アラモアナ センターからマクドナルドまで、ワイキキ以外のほとんどすべてのお店はお休み。メリー カリキマカ!(ハワイ語でメリー クリスマス!)
☆12/31:ニュー イヤーズ イヴ
※ワイキキ、アラモアナ、アロハタワーなど各地でカウントダウン パーティー&花火大会。各家庭ではバックヤード(裏庭)で爆竹パーティー。 |