→「季節はずれの盆踊り?」建物もヤシの木も日本から空輸したカラフルな提灯を鈴なりにぶら下げ、一見風変わりなクリスマス デコレーションをしているのは、ハワイ王朝キング カラカウアの宮殿、イオラニ パレス。
19世紀、日本へお姫様探しの旅に来たことがあるほど大の日本好きだったカラカウア王は、ホワイトハウスやバッキンガム宮殿にもまだ電気がなかった時代、その権力を誇示するかのように宮殿の電気をふんだんに使い、日本から持ち帰った提灯に電気を灯しては、エキゾチックなパーティーを楽しんだという。
現イオラニ宮殿館長、スチュアート チンさんは、ビショップ博物館で当時の提灯パーティーを物語る貴重な写真を発見。早速、19世紀当時の様子を再現しようと寄付を募ったところ3,000ドル以上と多くのボランティアが集まり、「古くて“新しい”」歴史的景観の再現となった。
●店長のコメント:館長のスチュアート チンさんは、この「イオラニ宮殿提灯装飾化計画」をさらに進めて、19世紀当時の様子を完璧に再現しようと、さらなる寄付を募っています。この計画にご賛同の方は、1(アメリカの国番号)-808-522-0834へどうぞ。
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